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Sun、ID管理製品ラインアップ簡素化

» 2004年06月01日 07時37分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Sun Microsystemsは6月1日、自社の技術とWaveset Technologiesの買収によって得た技術を合体したID管理製品を発表する。また、この製品の顧客サイトへの導入支援で、Deloitte & ToucheおよびPricewaterhouseCoopersと新たな提携を結んだことも発表する見通しだ。

 SunのID管理製品は、昨年12月のWaveset買収後、8種の製品で構成されていたが、これらを「ID Manager」「Access Manager」「Directory Server Enterprise Edition」の三つに統合する。

 SunのID管理製品ディレクター、ケビン・カニンガム氏によると、統合後の製品は複雑さとコストの軽減に役立つ。

 例えばIdentity Managerは、WavesetのLighthouseユーザープロビジョニング技術とSunのメタディレクトリ機能を統合、これによって企業はID情報を各種エンタープライズアプリケーションのアクセスプロビジョニングに簡単に利用できるようになるという。

 新製品ではまた、標準サポートが強化されている。例えばAccess Managerは、Liberty Phase 2とSAML 1.1をサポートする。

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