富士通がプラズマパネルディスプレイパネル(PDP)に関する特許を侵害されたとして韓国Samsung SDIを日米で訴えていた問題で、富士通は6月7日、両社が和解することで合意したと発表した。
両社は、PDP特許に関する日米両国の全訴訟を取り下げる。富士通はSamsung SDIのPDP製品の日本国内輸入差し止め申し立ても取り下げる。訴訟提起から約2カ月での解決となった。
富士通は、4月7日にSamsung SDIを日米で提訴。輸入差し止め請求を受け、東京税関は4月21日から差し止め手続きを開始していた。一方Samsung SDIは4月22日、富士通の特許は侵害していないとして、富士通を東京地裁に逆提訴していた。
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