世界の航空各社は6月7日、航空業界のビジネスプロセス簡素化のため、2007年までに紙の航空チケットを廃止し、電子チケットの利用率を100%にすると表明した。
シンガポールで開催の国際航空運送協会(IATA)の年次総会で決議された。IATAのジョバンニ・ビジニャーニ事務総長は、「システムから紙のチケットを排除することで航空運賃を下げ、顧客サービスの質を高める」と説明している。
IATAは、このほかにもCommon-Use Self-Service Check-in Kiosk、バーコード、RFID(無線ICタグ)による荷物追跡などのプロジェクトを進めている。
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