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» 2004年06月09日 18時32分 UPDATE

日本シーゲイト、初の1インチHDDなど14製品を発表

全HDD製品のうち95%を同社製品でカバーできるようラインアップを充実させ、シェアアップを狙う。

[岡田有花,ITmedia]

 日本シーゲイトは6月9日、同社初となる1インチHDDを含む11シリーズ14製品を発表した。携帯機器向けの小型HDDに新参入することで「これまでのラインアップでは全HDD市場の70%しかカバーできていなかったが、これを95%に拡大する」(小林剛社長)。

yu_seagate_01.jpg ST1

 1インチHDDは、内蔵型の「ST1」と、コンパクトフラッシュタイプの「1”CF Type II」。それぞれ2.5Gバイトと5Gバイトの2タイプをラインアップし、今年の第3四半期に発売する。

 両製品の販売形態については「OEMを含めて様々な選択肢を考えている」(小林社長)として明言を避け、価格も明らかにしなかった。1インチHDDを内蔵したポータブルHDD「1”External」も第3四半期に発売予定だ。

yu_seagate_02.jpg ST1(左)、DB35 Series(中)、3.5”External

 HDD内蔵型のデジタルビデオレコーダー向けには、最大容量400Gバイトの3.5インチHDD「DB35 Series」を第3四半期に発売する。「HDTV映像など大容量コンテンツ保存に最適」(小林社長)。

 このほかコンシューマー市場向けには、最大400GバイトのATA/Serial ATA対応3.5インチ内蔵型PC用HDD「Barracuda 7200.8」や、最大100GバイトのATA/Serial ATA対応2.5インチ内蔵型HDD「Momentus 7200.1」、USB接続で最大400Gバイトの外付け型3.5インチHDD「3.5”External」などを発売する。

 エンタープライズ市場向けのストレージ製品も充実させる。Serial Atatached SCSI(SAS)対応の2.5インチドライブ搭載ディスクストレージ「Savvio 10K.1」や、3.5インチドライブ搭載でFibre Channel(FC)対応の500Gバイトストレージ「NL35シリーズ」など5種類をラインアップした。

 新製品のラインアップは以下の通り。

  • コンシューマー市場向け
製品名 HDDサイズ 回転数 インタフェース 容量 発売時期
DB35 Series 3.5インチ 7200rpm ATA/Serial ATA 400/300/250Gバイト 第3四半期
ST1 1インチ 3600rpm ATAフレックス 5/2.5Gバイト 第3四半期
1”CF TypeII 1インチCF 3600rpm - 5/2.5Gバイト 第3四半期
Barracuda 7200.8 3.5インチ 7200rpm ATA/Serial ATA 400/300/250Gバイト 第3四半期
Momentus 7200.1 2.5インチ 7200rpm ATA/Serial ATA 100/80/60Gバイト 第4四半期
Momentus 5400.2 2.5インチ 5400rpm ATA 100/80/60Gバイト 第3四半期
1”External 1インチ 3600rpm USB 5/2.5Gバイト 第3四半期
2.5”External 2.5インチ 5400rpm USB 40Gバイト 第3四半期
3.5”External 3.5インチ 7200rpm USB 400/300/250Gバイト 第4四半期
  • エンタープライズ市場向け
製品名 HDDサイズ 回転数 インタフェース 容量 発売時期
Savvio 10K.1 2.5インチ 1万rpm SAS 73/36Gバイト 第4四半期
Cheetah 15K.4 3.5インチ 1万5000rpm SCSI、FC 147/73/36Gバイト 第3四半期
NL35 Series 3.5インチ 7200rpm FC 500Gバイト 第4四半期
Cheetah 10K.7 3.5インチ 1万rpm SCSI、FC 300/147/73Gバイト 第3四半期
Barracuda 7200.8 3.5インチ 7200rpm Serial ATA 400Gバイト 第3四半期
yu_seagate_03.jpg 小林社長

 小林社長は、1年間に1人あたり800Mバイトの情報が生み出されているというカリフォルニア大学バークレー校による調査データを挙げ、ストレージの需要は年々増えつづけていると指摘。HDD内蔵型のデジタルビデオレコーダーや携帯型音楽プレーヤーなどHDDを内蔵する機器も普及し始めており、「ストレージ業界には明るい未来が来ている」とした。今回の製品分野拡大により、現在、コンシュマー市場で3割前後、エンタープライズ市場で5割前後の世界シェアをさらに拡大する。

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