Windows XP SP2、待望のRC2がリリース
米Microsoftは6月14日午後、「Windows XP Service Pack 2(SP2)」の最新テスト版をリリースした。同社では、セキュリティ強化に力点を置いたSP2を、7~9月期中に正式リリースすべく計画どおりに作業を進めているとしている。
同社広報担当者によると、SP2は待望のリリース候補第2版(RC2)が14日、βテスター向けに提供開始され、間もなくMicrosoftのWebサイトにも掲載される。
RC2は、出荷がずれ込んでいるSP2の最終テスト版になるとみられる。SP2は当初、今年上半期中の出荷予定だった。3月にリリースされたRC1から、今回のRC2で大きく変わった点はそれほどない。
「ファイナルコードに近付いているため、変更点はあまりない」とMicrosoftのシニアプロダクトマネジャー、マット・ピラ氏は話す。変更点の多くは、互換性、ユーザビリティ、信頼性の向上など、テスターからのフィードバックに基づくものだという。
ピラ氏は、今後、RC2のリフレッシュ版やRC3をリリースする計画があるのかという問いには、回答を拒んでいる。「そうした観測はしたくない。多くのことが、当社の開発プロセスと当社が受けるフィードバックに基づいて進められる。目標は、ファイナルコードを今夏中に提供することだ。だから理想的には、できるだけ早期にリリースにこぎ着けたい」と同氏。
RC1と同様、RC2も広範にリリースされる。しかしRC2はまだテスト版であり、主にITプロフェッショナルとソフトデベロッパーから、互換性などのテスト結果をMicrosoftにフィードバックしてもらうためのものだとピラ氏は説明する。
MicrosoftはSP2をサービスパックと見なしているが、アナリストやユーザーは、Windowsの新版に近いものととらえている。SP2は、バグフィックスとアップデートに加えて、主にネットワーク保護、メモリ保護、電子メールセキュリティ、ブラウザセキュリティという四つの領域で、Windowsに大きな変更を加えている。
Microsoftは、こうした変更が加わっているため、既存のアプリケーションの中には、Windows XP SP2で動作しないものもあるかもしれないと注意を促している。
SP2は、最初のβ版が昨年12月にリリースされ、3月にRC1が登場した。既に数十万のデベロッパーやITプロフェッショナルがこのソフトを試している。「当社が提供してきた中で、最も広範にテストが行われた製品の一つだ」とピラ氏。
Windows XP SP2 RC2のテクニカルプレビュープログラムはwww.microsoft.com/sp2preview/のサイトに米国時間15日掲載の見通し。
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