英社がソフトダウンロード技術の特許主張、MSとも交渉か
知的財産権のライセンス会社英BTGが、ソフトのダウンロード技術に関する一連の特許を主張している。この技術はアプリケーションの自動配信とアップデートに広く用いられているが、BTGでは「自社特許が侵害されている」状況を打開するため、複数のソフトベンダーにライセンス契約を持ちかけているという。
BTG広報のアンディ・バロウズ氏によると、問題となっているのは米特許商標庁から認められた特許6件。特許を交付されたのはBTGと協力関係にある発明家で、米国のTeleshuttleを通じて事業を営んでいる人物だという。この特許は「ウイルス対策ソフトの更新や製品パッチに利用されているような、ソフトアップデートを手動あるいは事前に定めたスケジュールに則りダウンロードする」手法に関するものだとバロウズ氏は説明する。
BTGは1998年からTeleshuttleと協力関係にあり、Teleshuttleが現在問題となっている特許のうち最初の1件を取得したのはその2年後。これら特許を侵害していると思われるベンダー数社との間で、数カ月前から交渉を始めたとバロウズ氏。具体的な社名や製品名は明かしておらず、この技術にどれくらいの価値があるかについての言及も避けた。
「社内での試算はあるが、公表はしていない。この技術を使った製品が出回っていると当社は確信している」と同氏。
BTGが接触しているベンダーはこれまでのところ交渉には応じているが、もし交渉が決裂すれば、法的措置に踏み切る可能性もあるとバロウズ氏は話す。
バロウズ氏は交渉相手の企業名は明かさなかったが、この問題について最初に報じた英Telegraph紙は、交渉相手の1社としてMicrosoftを挙げている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天銀行から数百万が勝手に移動」「残高が0に」……楽天証券のシステム不具合、連休中に発生
-
2
「クリスタ」素材、大量非公開でユーザー混乱 人物だけでなくペンや公式素材まで セルシス「誤判定もあった」が……
-
3
台風25号で“地下神殿”また稼働 雨水が流れ込む動画公開 今年度7回目で過去最多に
-
4
大雨で「首都圏外郭放水路」稼働 濁流が“地下神殿”を満たすまでの動画公開 国交省
-
5
NTT東西が「にじさんじ電報」発売 ポップアップ台紙にはライバーの複製手書きメッセージ
-
6
JCOM障害「インターネットが使えない」 サポート窓口もつながりにくく
-
7
「モンスト」キャラの声をAI生成、MIXIのニュース紹介企画に批判続出 実施見合わせへ
-
8
楽天証券、追加認証の必須化で一部にトラブルか 「無限ループ」「ログインできん」
-
9
ゼロから声を作れる音声生成モデル「Gemini 3.8 Flash TTS」公開 「Gemini Notebook」でも利用可能に
-
10
J:COM「ネットつながらない」障害、約9時間で復旧 原因は「調査中」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR