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親も3割が「誰かを殺したい」

» 2004年07月08日 15時45分 公開
[ITmedia]

 ネットアンドセキュリティ総研は7月8日、15歳以下の子どもを持つ親387人を対象にしたネット利用実態調査の結果を発表した。子どもを対象にした調査と同じ質問を、親にも聞いている。

 親の95%(子どもは80%)がインターネットをほぼ毎日利用すると答えており、最もよく利用するのはメール(75%、子どもは63%)、掲示板(24%、子どもは25%)。

 ネット利用時に頭にきた経験があると答えた親は52%(子どもは66%)、口頭で言われるよりもネットで言われるほうが頭にくると答えた親が44%(子どもは41%)いた。

 誰かを殺したいと思ったことがあると答えた親は30%(子どもは39%)。殺したい人のトップは職場の同僚・友人(7%)で、職場の上司(6%)と配偶者(6%)がこれに続いた。

 子どもよりも自分の方がネットに詳しいと思っている親は54%(親より詳しいと思っている子どもは43%)だった。

 同社では、同調査は仮説を構築するための予備調査であり、一定の偏りなどが含まれている可能性があるとしている。

 調査結果の詳細は、近くオープンする若年層を対象とした調査プロジェクト「少年情報探偵団」(仮称)で公開する予定。

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