コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊と下谷署は7月23日までに、オークションサイトで海賊版PCソフトを販売していた東京都豊島区の無職男性(30歳)と会社員の中国人女性(35歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。
調べによると、2人は共謀し、今年3月10日ごろから4月1日ごろまで7回にわたり、ビジネスソフトなどを無許諾複製したCD-R 12枚を計1万6500円で販売した疑い。告訴企業はアドビシステムズ、オートデスク、ジャストシステム、マイクロソフト。
7月20日に行われた家宅捜索では、ビジネスソフトをコピーしたCD-R 236枚、1度に8枚のCD-Rにデータ保存できる装置、PC 4台、他人名義のものを含む通帳28冊などを押収した。
2人は昨年8月頃から、「Yahoo! オークション」上で複数のIDを使って海賊版を販売し、これまでに少なくとも1900万円を売り上げていたと見られる。
同署で進めていた、偽造クレジットカード事件捜査の関連人物として2人が浮上、調べを進めたところ、海賊版販売の事実が確認されたため、摘発した。
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