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» 2004年07月30日 17時32分 UPDATE

「定義ファイル不要」「分散型」MS製ウイルス対策ソフト、アルファテストに

Microsoftが開発中のウイルス対策ソフトは、コンピュータ上の異質なイベントやアクションを監視する「ビヘイビアブロッカー」として機能するという。ウイルス定義ファイルを使わず、ほかのマシンと通信して学習する機能を持つ。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 業界筋によると、Microsoftは現在、今後リリースするウイルス対策製品のアルファテストを進めている。

 このソフトはコンピュータ上の異質なイベントやアクションを監視する「ビヘイビアブロッカー」として機能するという。イベントやアクションがウイルス特有のものだったり、害をなす場合に、阻止するものだ。

 ビヘイビアブロッカーは、伝統的なスキャン機能を基本とするウイルス対策プログラムのように、ウイルス定義ファイルを使わない。そのため、アップデートしなくても新種のウイルスを防ぐことができるかもしれない。

 複数の情報筋によると、ウイルス対策製品は「Intrusion Detection and Protection System」と呼ばれている。Windows Firewallと連係して機能する製品のようだ。

 同社のウイルス対策ソフトで興味深いのは、分散型という機能だ。ほかのマシンとセキュアなチャンネルで通信し、学習する。この機能に関する詳細な情報は、まだ入手できていない。

 これまでの報道では、新プログラムの詳細について、仏Microsoftのセキュリティ技術責任者ニコラス・ミライル氏の発言が紹介されている。同氏によると、このプログラムは既知のウイルスリストを定期的にアップデートして参照する。また、過去にウイルス感染したことがあるかを確認する目的で、コンピュータを分析、今後のリスクレベルについてユーザーに助言する。

 Microsoftは2003年、ルーマニアのウイルス対策ベンダーGeCADと、ビヘイビアブロッカーソフトを開発しているPelican Security Softwareを買収。2社の技術は、新しいウイルス対策製品に組み込まれる。リリース日については、まだ不明だ。

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