Avid Technologyは8月13日、M-Audioのブランド名で音楽用周辺機器を販売しているMidimanの買収計画を発表した。この買収では、8000万ドルのキャッシュとAvidの一般株200万株およびM-Audioの未払いストックオプション分が支払われる。
M-Audioは1988年に設立。低価格なMIDIインタフェースなどで台頭し、現在ではUSB、FireWireベースのオーディオインタフェース、PCIサウンドカード、USB MIDIキーボードや、サードパーティ製ソフトウェアの販売を行っている。
Avidによれば、M-AudioはDigidesignの一事業部となり、Digidesignの現行製品と併せて既存の周辺機器、サウンドカード、キーボードコントローラなどの販売を続けていく。
Avidはビデオ編集ハードウェアおよびソフトウェアの会社として知られているが、プロフェッショナル向けデジタルオーディオ制作システムProToolsのメーカーであるDigidesign、プロフェッショナル品質の3DアニメーションソフトのSoftImageも所有している。
この買収契約は両社の取締役会で承認されており、買収は8月末までに完了する見込み。
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