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» 2004年08月31日 17時23分 UPDATE

携帯機器に組み込める米粒大の原子時計

サイズは1.5(横)×4(縦)ミリと米粒大。長期的な安定性という面でも、携帯機器に現在利用されている温度補正機能付きの水晶振動子に匹敵するという。

[ITmedia]

 米国立標準技術研究所(NIST)は8月27日、携帯機器に組み込める小型原子時計の内部機構を披露した。

 1.5(横)×4(縦)ミリという米粒大のサイズで、一般的な原子時計の100分の1以下となる。消費電力は75ミリワット以下、10億分の1秒の精度を誇り、300年に1秒しか狂わない。

 サイズと長期的な安定性という点では、携帯機器に現在利用されている温度補正機能付きの水晶振動子に匹敵するという。なお、NIST研究者は実用化されるころまでに、精度と消費電力をさらに向上できると見込んでいる。

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 製造にはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)用の既存技術を使い、半導体ウエハー上に組立・集積できることから、コンピュータチップのサイズで安価に大量生産できるだけでなく、別の電子部品と容易に組み合わせられるという利点がある。

 最終的には外部のオシレータやコントロール回路と組み合わせ、1立方センチのサイズになるという。

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