Apple Computerのワールドワイド・プロダクト・マーケティング担当上級副社長であるフィル・シラー氏の基調講演で始まったApple Expo Parisカンファレンスで、新iMacは登場した。前モデルと同様にディスプレイ部分はデスク上部に宙づりにされる形となっているが、プロセッサ、ハードディスク、DVDドライブはベース部分ではなく、ディスプレイ部分の背後に隠されている。
新iMacは3モデルが提供されている。最上位モデルは20インチの液晶ディスプレイ(1680×1050ピクセル)を搭載。160Gバイトハードディスク、書き込み可能DVDドライブ、1.8GHzのG5プロセッサを備え、価格は1899ドル(日本での価格は23万790円)。
新しいマシンにはFireWire 400ポートが2基、USBポートが3基、オーディオライン入力、オプティカルオーディオ出力、ビデオ出力、モデム、イーサネットがディスプレイ背面部に装備されている。スピーカーグリルはディスプレイのベース部分に隠されており、その音はデスクトップにバウンスさせてユーザーに到達する仕組みだ。
下位の2モデルはいずれも17インチディスプレイ、80Gバイトハードディスク、CDライティングとDVD再生機能を備えたコンボドライブを搭載。1.6GHzモデルは1299ドル(国内価格は15万7290円)。1.8GHzは1499ドル(国内価格は18万3540円)である。
20インチモデルの価格はG4プロセッサを搭載した旧モデルよりも300ドル安い。
「パーソナルコンピューティングにおけるブレイクスルーだ」とシラー副社長はApple Expoの聴衆に向かって語りかけた。「それこそがAppleなのだと思う」と同氏は述べた。
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