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MyDoomワームに新たな亜種

» 2004年09月11日 09時06分 公開
[ITmedia]

 MyDoomワームの新たな亜種「Mydoom.U」「MyDoom-V」が9月9日発見され、セキュリティ各社がウイルス情報を掲載して注意を呼びかけている。

 Symantecによると、Mydoom.Uは自前のSMTPエンジンを備え、感染したコンピュータから収集したアドレス宛てに自分のコピーを送りつける。送信者アドレスは偽装され、件名と本文は「test」「hi」など複数のバリエーションがある。「.bat」「.exe」などの拡張子が付いたファイルが添付されている。

 Symantecでは被害状況は「低」、ダメージは「中」、感染力は「高」と評価している。

 一方、McAfeeによると、MyDoom-VもSMTPエンジンを内蔵し、偽の送信者アドレスで届くワーム。感染するとインターネットからトロイの木馬プログラム「BackDoor-CEB.c」をダウンロードしようと試みる。危険度評価は「低」となっている。

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