英消費者団体、iTunes Music Storeの価格是正を訴え
イギリスの消費者団体であるConsumers' Associationは9月15日、英公正取引委員会(OFT)に対し、英国のデジタル音楽購入者は搾取されているとの苦情を提出した。
同団体は「iTunes音楽ダウンロードサービスには不公正競争慣行の可能性があり、それを明らかにすること」を要請している。
Apple Computerが英国で提供しているiTunesサービスでは1曲当たり0.79ポンド(1.41ドル、1.20ユーロ)だが、フランスとドイツでは0.99ユーロで販売されており、同一サービスなのに20%の価格差があると、同団体は指摘している。
Consumers' Associationの発表文には、「欧州法に基づき、英国の消費者は同一市場による恩恵を、EUの他の加盟国と同様に受けることができるはずだ」と書かれている。
同団体がAppleから得た返答は、「それぞれの国で経済モデルは異なっており、それに基づいて1曲当たりの価格を決めている」というもの。苦情に対しては、「米国と英国のCDの価格差を見るべきだ。英国における他のダウンロードサービスの1曲当たり価格と比較すべきだろう」とApple。
これに対しConsumers' Associationは競争法に関する違反について調査するようOFTに要請し、消費者を保護するよう求めている。「iTunesの価格は英国国民に対する偏見に基づくもので、統一市場の根本をゆがめるものだ」と、同団体の会長であるフィル・エバンズ氏は主張している。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
2
「うるう秒」27年に事実上廃止へ 自転とのずれ「1時間」まで容認 10月に国際会議で採決
-
3
「comico」サ終にマンガ家が思う“縦読みマンガ”の弱点と戦略ミス
-
4
目指すは、日本発IPで海外売上20兆円 経産省が新戦略を発表 「ものがたり大国5カ年計画」
-
5
「社用PC高すぎ、中古品使おう」の注意点 潜む“前の持ち主の亡霊”リスク 立命館・上原教授に聞く
-
6
「不味そうすぎ」AIメニュー画像はどう作られる? AIで“岩のような唐揚げ”再現に挑戦した
-
7
人気カフェ「BERG」も楽天市場撤退 「反戦の思いと相容れない」
-
8
LINE、着せかえ表示問題を謝罪 希望者に返金へ
-
9
中国、人型ロボットが100メートルで9秒32 “ボルト超え”続出の北京「世界人型ロボット運動会」
-
10
Tesla歴5年の筆者がみなさんの疑問に答えます
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR