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半導体ベンダーの40%は10年以内に消滅――Gartner予測

» 2004年09月16日 08時15分 公開
[ITmedia]

 半導体業界ではベンダーの40%が今後10年以内に消滅する公算が高い――。調査会社Gartnerがこんな予想を発表した。

 Gartnerでは半導体業界に大きな変化をもたらすメガトレンドとして、デバイスインテグレーションの加速、製造規模の拡大、企業市場からコンシューマー市場へのシフト、サービスプロバイダーの役割増大、新しい破壊的な技術、の5大要素を挙げている。

 「設計コストと複雑さが増し、システムの内容と柔軟性が増すということは、将来的に半導体を供給できる能力を持ったベンダーの数が減るということだ」と、Gartnerの新技術/半導体部門副社長ジム・タリー氏は説明。半導体ベンダーの数は1980年代半ばの120社から、2003年には約550社へと順調に増加してきたが、10年以内にこの業界は大幅な再編に見舞われるだろうと予測している。(→詳細記事)

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