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AMD、プロセッサ好調で増収増益

» 2004年10月08日 08時37分 公開
[ITmedia]

 米AMDが10月7日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高が12億3900万ドル、純利益は4400万ドル(1株当たり12セント)となった。売上高は前年同期比30%増、前期比では2%減少。前年同期は売上高9億5400万ドル、純利益は3100万ドル(同9セント)を計上していた。

 コンピュテーションプロダクト(CPG)部門の売り上げは6億7200万ドルと、前年同期比34%、前期比では21%拡大。平均販売価格と出荷も増大した。AMD64プロセッサの売り上げは、CPG全体の売り上げの3分の1を突破したという。

 メモリ部門の売上高は前年同期比27%増、前期比では20%減の5億3800万ドル。110nm技術への移行に支えられて粗利益率は向上した。

 第4四半期(10〜12月期)は、プロセッサの販売が季節的要因を越えて上昇、フラッシュメモリは横ばいから上昇が見込まれるとして、増収を予想している。

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