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» 2004年10月19日 19時01分 UPDATE

KEY新作「planetarian」、BBサーブが先行配信 (1/2)

「KANON」「AIR」などで知られるKEYブランド新作をBBサーブがダウンロード販売。PCゲームの表現力はそのままに、プレイ時間を短縮するなどして幅広い層が楽しめるようにした。

[新崎幸夫,ITmedia]

 ソフトバンクBBの100%子会社ビー・ビー・サーブ(BBサーブ)とソフト開発販売のビジュアルアーツは10月19日、安価で手軽に楽しめるデジタルコンテンツのダウンロード販売に乗り出すと発表した。第1弾として、ビジュアルアーツのゲームソフトブランド「KEY」の新作を11月29日から、Yahoo!BB会員向けに先行販売する。

sk_key_01.jpg 近未来を舞台にしたSF作品。原画は「青い海のトリスティア」で知られる駒都えーじ氏、シナリオは涼元悠一氏 (C)2004 VisualArt's/Key
sk_key_02.jpg

 販売するコンテンツは「キネティックノベル」。グラフィックとテキスト、音楽を融合させた上、3−5時間と比較的短時間で終了できるのが特徴だ。

 KEYは「KANON」「AIR」などPC向け美少女ゲームのヒット作で知られる。だがビジュアルアーツの馬場隆博代表取締役によると、従来の美少女ゲームは(1)5000−1万円と高価、(2)プレイ時間が長くなる傾向にある(「CLANNAD」は80時間必要)、(3)ゲーム部分が物語を阻害、(4)ファンタジーや恋愛だけに世界観が偏り、一般に受け入れられにくい、(5)購入場所が秋葉原のPCゲーム売り場などに限られる──といった課題を抱えている。

 このためキネティックノベルでは、PCゲームが培ってきた表現力の高さは活かしつつ、ゲーム内容やストーリーなどを工夫することでより幅広い層に受け入れられる作品作りを目指す。

 第1弾「planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜」は3−4時間のプレイ時間を想定。物語を楽しんでもらうため、ストーリーの分岐をなくした「ピュアノベル」形式を採用した。価格も1050円(税込み)と安価に設定した。

 販売システムはBBサーブが担当し、同社Webサイトからのダウンロード形式で行う。ソフトバンクBBのDRM(デジタル著作権管理)技術を採用し、ネット決済した後に送られてくるライセンスキーを適用することで遊べるようになる仕組みとした。

 BBサーブの孫泰蔵社長は「例えば体験版をオフラインで配布し、ある程度遊んでもらってからライセンスを購入してもらうといった販売方法も可能。ユーザーフレンドリーな販売形式だ」と話す。約450万回線のユーザーを抱えるYahoo!BBを強みに、拡大が見込めるオンラインゲーム分野向けに優良コンテンツの育成を図っていく。

 planetarianの一般販売開始は12月6日。第2弾「メイデンハロー」のYahoo!BB会員向け先行販売は12月13日(一般は12月20日)、第3弾「カレと彼の間で」の先行販売は来年1月17日(同1月24日)の予定。

 ゲーム内容は次の通り。

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