EMC、5期連続で2ケタ台の増収

[ITmedia]

　ストレージ大手の米EMCが10月19日発表した第3四半期（7〜9月期）決算は、5期連続で前年比2ケタ台の増収を維持、売上高は34％増えて20億3000万ドル、純利益は37％増の2億1800万ドル（1株当たり9セント）となった。

　買収で傘下に収めたDocumentum、Legato、VMware関連の売り上げを除いたEMC本体の売上高は、前年比19％の伸び。ジョー・トゥッチ社長兼CEOは「2004年の最初の3四半期とも、当社は市場全体に比べてほぼ3倍の速度で売り上げを伸ばしている。情報ライフサイクル管理に重点を置く当社の方針は、明らかに顧客の情報管理と保存方法に向上をもたらすと同時に、業界全体としての指針を示すものとなっている」との談話を発表している。

　第4四半期（10〜12月期）は売上高22億3000万〜22億7000万ドル、1株利益は0.11〜0.12ドルを予想している。