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大学のコンピュータに不正侵入、個人情報盗難の可能性

» 2004年10月21日 09時17分 公開
[ITmedia]

 カリフォルニア大学バークリー校で個人情報を保存したコンピュータが不正侵入を受けたとして、同州社会サービス局(CDSS)が10月19日、注意を呼びかける声明を発表した。

 声明によれば、不正侵入されたコンピュータには、低所得の高齢者/障害者支援サービスHome Supportive Services (IHSS)の利用者とサービス提供者の氏名、住所、電話番号、社会保障番号、生年月日が保存されていた。

 現在、米連邦捜査局(FBI)などが捜査に当たっており、これまでの調べでコンピュータが不正アクセスされた事実は確認。個人情報が盗まれたかどうかは不明だが、今のところなりすましや不正利用などの通報は受けていないという。

 CDSSではプライバシー保護局の勧告に従い、自分の個人情報を何者かが不正利用しようとした場合に備えて対策を講じるよう、注意を促している。

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