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Lexmarkの「リサイクルチップ訴訟」、控訴審がチップメーカーを支持

» 2004年10月27日 18時18分 公開
[IDG Japan]
IDG

 連邦控訴裁判所は10月26日、詰め替え用プリンタカートリッジの利益を確保しようとするLexmark Internationalの主張を覆す裁定を下した。

 同裁判所は、サードパーティメーカーがLexmarkのカートリッジをクローン可能にするためのコンピュータチップを販売することをStatic Control Components Inc. (SCC) に対して禁じる仮差し止め命令を取り消した。

 シンシナティ第6巡回控訴裁判所のジェフリー・サットン地方裁判所判事は、LexmarkはSCCに対する主張において成功する可能性を確立できておらず、仮差し止め命令は認めるべきではなかったとの意見を述べた。地方裁判所における一連の法的ミスについても判決文で言及されている。

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