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オリンパス、デジカメ不振で業績下方修正

» 2004年10月29日 17時56分 公開
[ITmedia]

 オリンパスは10月29日、2004年4−9月中間期の連結業績予想を下方修正すると発表した。デジタルカメラ事業が前回見通しを下回る見込みのため。

 修正後の予想は売り上げ高が3087億円(前回予想は3315億円)、経常利益は114億円(同160億円)、純利益は67億円(同90億円)。通期も下方修正し、売り上げ高は8400億円(同8850億円)、経常利益は230億円(同570億円)となり、純利益は前回予想から半分以下となる135億円(同325億円)にとどまる見通しだ。

 デジタルカメラ事業で第2四半期以降、販売数が減少し、価格下落で採算が低下したため。9月に新製品を発表したが、従来製品はさらに価格下落が進む上、国内や一部海外市場で市場環境の厳しさが増しているため、通期業績も修正した。医療、ライフサイエンス、産業の各事業はほぼ従来予想通りとしている。

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