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新光電気、ZigBee対応送受信モジュールを開発

» 2004年11月05日 18時31分 公開
[ITmedia]

 新光電気工業はこのほど、ZigBeeに対応した無線送受信モジュールを開発した。照明・空調管理やセキュリティシステムなどへの展開を図る。

アンテナなし(左)とアンテナ付き

 8ビットマイコンと2.4GHz無線LSI、水晶振動子など周辺回路やアンテナを17×25ミリの基板に集積した。各種外部ポートを備え、PCや携帯端末、センサーなどと接続したネットワークシステムを構築可能だ。

 ZigBeeはBluetoothと同様、2.4GHz帯を使用した近距離双方向無線通信規格。Bluetoothに比べ通信速度が250Kbpsと低速だが、単3形電池で数年間動作する低消費電力性などが特徴で、産業用途や家電の遠隔制御、ホームセキュリティなどの用途が想定されている。

 物理層はIEEE802.15.4として標準化されており、上位層はZigBee Allianceが標準化を進めている。同社はZigBee Allianceに参加している。

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