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写真をDVD化する「フォトマイニング」、2割半が利用に前向き

» 2004年11月16日 18時24分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は11月16日、富士写真フイルムの「フォトマイニングサービス」についてアンケート調査した結果を発表した。調査対象は、DVDプレーヤーを所有している、20歳以上で結婚しているインターネットユーザー300人。

 フォトマイニングサービスは、大量の写真やネガフィルムをまとめてDVDに取り込めるサービス。ネガフィルムの場合、36枚撮りで最大50本(1800コマ)、写真の場合はLサイズで最大800枚を取り込める。完成したDVDのスライドショー再生では、ネガシートや写真の裏面などに記入したコメントを映画字幕のように表示できるという。

 専用ホームページから申し込み、専用箱に写真・ネガフィルムを整理して入れ送付すると、約2週間後、預けた写真と共にフォトマイニングDVDが宅配便で届けられる仕組みだ。料金は3万4650円(税込み)。

 調査結果によれば、フォトマイニングサービスに魅力を「感じる」「まあまあ感じる」と答えたのは、29歳以下の3割半ば、30代の4割半ば、40歳以上の3割強だった。魅力を感じる理由(自由回答形式)では、一度に大量の写真を取り込めることが評価されたほか、「アルバムのように場所を取らない」「永久保存できる」などの意見が見られたという。

 一方、魅力を「あまり感じない」「感じない」と答えた全体の6割強の人は、その理由として「価格が高い」「自分でもできる」などを挙げる人が多かった。

 同サービスを「利用したい」「できれば利用したい」のは、29歳以下の2割強、30代の3割、40歳以上の2割で、30代がほかの年代よりも10ポイントほど高い。「あまり利用したくない」「利用したくない」と答えたのは8割弱だった。

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