Sun Microsystemsは11月15日夜、Java 2 Standard Edition 6.0の「スナップショット」版プレリリースを公開した。このバージョンはコードネーム「Mustang」と名付けられた、次世代のJavaプラットフォームである。
ダウンロードはhttps://j2se.dev.java.net/から。開発者向けの初期バージョンのコードで、最新の機能とプラットフォームの修正が含まれている。
「昨晩、われわれは次世代JavaプラットフォームのソースコードをWebにアップした」と、Sunのデベロッパーおよびオープンソース戦略担当ディレクターであるマット・トンプソン氏は16日に開催されたSDForumオープンソースイベントで語った。
「ソースとバイナリががダウンロードできる」とトンプソン氏。
Mustangでは開発の容易さ、パフォーマンス、Webサービスが重要視されている。J2SE 6.0の一般向けリリースは2006年春に予定されている。
公開されたコードはJava Researchライセンスによりオープンソース公開されている。Mustangの初期コードはオープンソース化されたが、SunではJavaプロジェクトがJava標準と合致すること、Java自体がオープンソース化しないことを主張している。
Researchライセンス下でコードを公開した理由は、まだ調査中だということだ、とトンプソン氏は説明した。
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