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ファルコム、「イース」「英雄伝説」ヒットで記念配当

» 2004年11月22日 16時45分 公開
[ITmedia]

 日本ファルコムが11月22日発表した2004年9月期単体決算は、売上高は微減だったものの経常利益が前期比24.7%増の4億4000万円になった。

 新作の開発期間がやや長引いたことなどが影響し、PC向けゲームソフトの売上高は前期比30.7%減の7億7100万円に。だがPlay StationやPSP向けに「英雄伝説」「イース」をライセンス提供したことで、ライセンス部門が同358.7%増の4億7100万円となった。

 売上高は12億4300万円(前期比2.2%増)、営業利益は4億5500万円(同28.9%増)、純利益は2億6100万円(同35.1%)だった。

 期中に発売した「イースVI」「英雄伝説VI」のヒットを受け、記念配当を実施する。各タイトルごとに1000円、合計2000円の増配とし、期末配当・年間配当とも1株当たり3000円とする。前期実績、前回予想とも1000円だった。

 来期は、12月発売の新作RPG「ぐるみん」など大型タイトルを複数投入する上、「イース」「英雄伝説」のPS2、PSP向けライセンス製品の販売がスタート。売上高13億6800万円、経常利益4億9000万円、純利益2億8700万円を見込む。

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