2004年はNetskyの年――Sophosがワーストウイルス発表
セキュリティ企業のSophosは12月8日、今年のワーストウイルストップ10を発表した。最悪のウイルスとして筆頭に挙がったのは「Netsky-P」で、報告件数の22.6%を占めている。
次々に亜種がまき散らされて、ウイルス対策ベンダーが亜種表記に使っているアルファベットを総なめにしたNetskyは、1位のNetsky-P以下5種類がワースト10入りした。2位は6月に出現したZafi-Bワームで報告件数に占める割合は18.8%。次いで3位には5月に猛威を振るったSasser(14.2%)が入った。
「2004年はNetskyの年だった」と、Sophosの上級コンサルタント、グレアム・クルーリー氏は解説する。Netskyの作者とされる少年がドイツで摘発された後も亜種の出現には歯止めがかからず、来年この少年が裁判にかけられても、このワームはコンピュータに感染し続けるだろうと指摘している。
3位のSasserは電子メール経由ではなく、Windowsの脆弱性を突いてインターネットから感染するワーム。「Sasserの流行で、コンピュータユーザーが電子メールのスキャンだけに頼っていたのではウイルスの脅威から身を守れなくなっていることが示された」とクルーリー氏。
Sophosが今年検出した新ウイルス/ワーム/トロイの木馬は現在までに1万724種類。前年から51.8%増えているという。「悲しいことに、ウイルスが過去のものになる様子は見られない。マルウェアの作者の活動はかつてなく活発になっている」とクルーリー氏はコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
日本人の大腸がん、約半数に“腸内細菌の毒素”が関与 40歳以下の発症は7割 東大・阪大が200人を全ゲノム解析
-
2
「コミューン」不正アクセスでLINEヤフー、Sansan、パナソニックでも会員情報漏えいの可能性
-
3
「お前たちのクラウドはわれわれのもの」 IDCFクラウドの管理画面に出た攻撃者のメッセージ 内容に運営元は
-
4
「男は狩り、女は採集」はどこまで本当? 約8割で女性も狩り、乳児連れの例も 過去100年の狩猟採集社会を調査
-
5
JR東日本、「えきねっと」「ビューカード」などで漏えいか メルアドなど最大609万件 IDCFへの不正アクセスで【追記あり】
-
6
OpenAI、安全性研究者3人を解雇 本人らは「安全性を優先したため」と主張、同社は「機密情報の扱いに関する規定違反」と説明
-
7
新作映画「バイオハザード」公開で原作ゲームも大盛り上がり? 劇場でマンガ家が頷いた、その理由とは
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
IDCFクラウド障害、親会社のソフトバンクが顧客窓口に 調査・復旧も支援
-
10
ココナラ、会員の履歴書など2294件漏えい スキルマーケットに不正アクセス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR