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P2P企業の責任問う訴訟、3月29日に米最高裁で口頭弁論

» 2005年01月22日 08時45分 公開
[IDG Japan]
IDG

 P2Pのファイル交換ソフトを提供している企業が、ユーザーによる著作権侵害の責任を負うべきかどうかが問われている裁判で、米連邦最高裁が口頭弁論の期日を3月29日に設定した。

 口頭弁論は、ファイル交換ソフトGroksterとMorpheusの提供企業を相手取ってエンターテインメント業界が起こしている裁判の一環として開かれる。

 P2P企業側は連邦地裁で勝訴をものにし、昨年8月には米第9巡回区連邦控訴裁が「Grokster、StreamCast Networks(Morpheusの提供企業)、およびMusiccity.comのサイト(StreamCastが運営)には、ユーザーによる著作権侵害の責任はない」との判決を下している。

 全米レコード協会(RIAA)と米映画協会(MPAA)が率いるエンターテインメント企業側は、この裁判には重大な問題がかかっているとして、米連邦高裁に上告した。

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