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エルピーダが業績下方修正、デジタル家電向け失速で

» 2005年01月24日 20時30分 公開
[ITmedia]

 エルピーダメモリは1月24日、2005年3月期業績予想の下方修正を発表した。デジタル家電向けDRAMが調整局面に入ったため売り上げが伸び悩んだほか、モバイル機器へのDRAM搭載が予想よりも遅れたことが主な原因。売上高を最大91億円、経常利益を最大105億円下方修正する。

 サーバ向けはDDR2 SDRAMを中心に好調で、PC向けも堅調。売上高、経常利益、純利益とも、前年実績は大幅に上回る見通しだが、デジタル家電向けとモバイル機器向けが伸び悩んだため、従来予測に届かなかった。

 修正前後の業績見通しは以下の通り。市場見通しが不透明なため、幅のある修正になっている。

- 売上高 経常利益 純利益
前回発表予想 2201億円 232億円 216億円
今回修正予想 2110〜2140億円 127億円〜167億円 120〜160億円
前回発表からの減少額 91〜61億円 105〜65億円 96〜56億円
前年実績 1004億4100万円 254億6000万円の赤字 268億6500万円の赤字

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