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携帯の買い替えは「使えなくなった時」

» 2005年02月10日 20時13分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は2月10日、携帯電話に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査は、携帯電話を所有している20歳以上のインターネットユーザー300人を対象に実施。端末の購入・買い替えに関する考え方を調べると共に、NTTドコモの新端末「D901i」(関連記事参照)を取り上げ、製品評価と購入意欲をたずねた。

 回答者の携帯電話利用歴は、「7年〜10年未満」がほぼ3割、「3年〜5年未満」および「5年〜7年未満」が各2割半ば、「10年以上」と2年未満」が各ほぼ1割だった。全体の半数がNTTドコモユーザー。。

 「携帯電話の購入を検討するのは、どのようなときか?」を複数回答形式でたずねたところ、「電池の持ちが悪くなった時」(6割強)と「壊れた時」(6割)が目立って多かった。一方で「新しいデザインの機種が発売された時」と答えた人は1割半ば、「機能が古いと感じた時」が3割半ばなど、デザインや機能を理由に購入・買い替えを考える人は少ないようだ。

 「次に携帯電話を購入する際の選択ポイント」を1つだけ選んでもらうと、「購入価格」(2割強)と「本体の形状・デザイン」(1割半ば)を挙げる人が多かった。男女別で見ると、男性は価格を、女性は本体の形状・デザインを重視する傾向があった。

 所有する端末の形状タイプは、男性の8割、女性の9割弱が「二つ折り」であり、「次に携帯電話を購入するとしたら、欲しい端末の形状タイプ」も、男性の6割半ばと女性のほぼ7割は二つ折りと回答。男性のほぼ1割は「ストレート」を挙げたが、そのほかの「2軸回転」「180度回転」「スライド」は男女ともに3〜5%と支持が低い。

 D901iについて商品説明した上で、製品評価(100点満点)をしてもらったところ、「カメラ機能」で4割強が80点以上の高評価をした。さらに「カラー」「デザイン」「大きさ」の各項目についても、4割半ば〜5割が70点以上としている。しかし、同端末の一番の特徴である「スライドボディ」は、過半数が50点以下と低評価だった。

 D901iの購入意欲で「70%(たぶん購入する)以上」と答えたのは7%。

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