プリンタ詰め替えカートリッジ訴訟でLexmarkの口頭弁論請求却下
Lexmark Internationalが米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)を盾に、他社によるLexmark製プリンタ用の詰め替えトナーカートリッジ製造をやめさせようとしている訴訟で、Lexmark側に不利な判断が言い渡された。
Lexmarkでは、相手陣営の米Static Control Components(SCC)の主張を認めた先の判断を見直すよう求めていたが、米第6巡回区連邦控訴裁はその請求を退けた。SCCが製造している部品は、サードパーティーによる詰め替えカートリッジ製造に利用されている。
先の判断では、SCCがLexmark製レーザープリンタ向けのチップ製造を、少なくとも年内に裁判が審理に入るまでは継続することを認めた。Lexmarkは控訴裁に対し、この判断の見直しに向けた口頭弁論開催を求めていたが、その請求は2月15日に退けられたと、SCCが21日明らかにした。
プリンタメーカーは利益の大半を自社のカートリッジ販売を通じて上げており、今回の訴訟は業界では大きな注目を浴びている。詰め替えカートリッジは通常、大手プリンタメーカーのものよりも約30%安い値段で売られている。
SCCは今回の裁判所の判断について、すべてのコンシューマーにとっての勝利だと宣言。一方Lexmarkは「今回の訴訟は問題の複雑さを考えると、解決までに長い時間がかかると予想している。だが、当社の知的財産権侵害に関する当社の主張については引き続き強い自信を持っている」との簡単なコメントを発表した。
訴訟は12月に審理入りする見通し。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
プールにはおしっこが何リットル混じっている? 人工甘味料を基に計測 カナダチームが2017年に調査
-
2
東京23区で「徒歩10分以内」に駅がない地域はどこ? 駅空白地帯マップが話題
-
3
新「マイナアプリ」登場、旧「マイナポータルアプリ」との違いは 一通り触ってみた
-
4
「まるでキャバクラ」――「ライザのアトリエ」主人公と話せるAIアプリに「課金圧強すぎ」の声 「10日に会話15回」で月額980円
-
5
新「マイナアプリ」きょうスタート 「デジタル認証アプリ」統合、水色→ピンクに
-
6
「うるう秒」27年に事実上廃止へ 自転とのずれ「1時間」まで容認 10月に国際会議で採決
-
7
「まるで奇行種」――とある人型ロボの爆走フォームが話題に 中国のロボット運動会400m走で優勝
-
8
防衛装備庁、テラドローンと迎撃ドローンの量産契約を正式締結 国産機「Terra B1」を調達へ
-
9
ボカコレ炎上、MVに「3DS」使った曲“ランキング除外”で 「基準あいまい」とクリエイター反発
-
10
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR