1月の半導体売上高、前月比微減にとどまる

[ITmedia]

　米半導体工業会（SIA）が3月3日発表した統計によると、1月の世界半導体売上高は184億ドルとなり、前月比で0.5％減少、前年同月比では17.5％増えた。

　年末商戦後の1月は半導体販売が低迷するのが例年の傾向だが、前月比の減少が0.5％にとどまったのは期待が持てる兆候だとSIAは解説。昨年後半に成長鈍化の原因となった在庫だぶつきも大部分は解消されたと指摘している。

　工場稼働率は昨年下半期を通して減少傾向が続き、10〜12月期は86％となった。年間の設備投資は約470億ドルに増加、総売上高の約22％を占めている。