米Microsoftは3月16日、レドモンドの本社で開いた年次フォーラムMSN Strategic Account Summitで、自社技術を利用した新しい広告付き検索システム「MSN adCenter」を披露、試作版のデモを実施している。
adCenterプラットフォームは広告主向けのほかの新機能と緊密に連携させ、オンライン広告キャンペーンの規格、実行、調整が一手にできる場を提供する。広告のターゲットとなるユーザーの所在地、性別、年齢層、ライフスタイル、利用時間といった情報を、検索キーワードを購入する広告主に提示。広告主は戦略的な広告投資が可能になり、クリックから購入に結びつく割合を高めることができるはずだとしている。
まずはシンガポールとフランスで半年以内にadCenterの試験プログラムを開始。顧客からの反響を募る計画。
MSNでは現在、Yahoo! Search Marketing(旧Overture)と提携してスポンサー付き検索を提供しているが、今後もこの関係は続けるとも表明した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR