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テレビを一番見るのは夜9時台

» 2005年03月18日 17時46分 公開
[ITmedia]

 楽天が運営するポータルサイト「インフォシーク」は3月18日、テレビについてのアンケート調査結果を発表した。調査対象は10代〜60代の男女で、有効回答数は2040人。

 視聴時間帯についてたずねたところ、午後7時台から増加し、午後9時台にもっとも多くの人がテレビを見ている(平日64.9%、休日66.9%)ことが分かった。

 また、平日午後11時台以降の時間帯別視聴動向を見ると、20代は午後11時台に過半数、また、午前0時台でも32.9%が視聴しており、深夜番組の視聴傾向は強いと言えそうだ。一方、40代以上は午前0時台になると、30代以下と比べ10ポイント近く減る。

 普段よく見る番組ジャンル(複数回答方式)は、「ニュース/報道番組」が最多で8割を上回った。次いで天気予報(7割)、映画(5割)が続いた。男女別に見ると、男性はスポーツ、女性はドラマを好む傾向があった。また、年代別では、若いほど「お笑い」、年齢が高くなるほど「ドキュメンタリー」「旅行/グルメ」に人気が集まった。

 自宅でテレビ放送を受信可能な機器を所有する回答者1991人のうち、その約半数(1036人)がDVDレコーダやTVチューナー付きPCなどのデジタル録画機器を所有していた。

 デジタル録画機器の所有者を対象に、同機器を利用することで、テレビ視聴の動向に変化があったかを7項目でたずねた。項目内容は、「テレビ番組を視聴する時間」「視聴するチャンネルや番組の数」「録画する番組の数」「インターネット上のテレビ番組表を利用する機会」「録画して消さずに保存する番組の数」「番組の放送時間を気にすること」「視聴する連続ドラマの数」。

 この結果、全体を通して「変わらない」という回答がもっとも多かったが、年代別で見ると、30代以下では40代以上と比べ、各項目で「増えた」という回答が目立つ。特に「録画する番組数」に関しては全体の約40%が「増えた」と回答しており、従来のビデオテープよりも長時間録画が可能であることを反映していると考えられる。

 「あなたにとって『テレビ』とは何か?」という質問に対する回答のトップ3は、「情報源」(80.7%)、「娯楽」(63.3%)、「暇つぶし」(55.7%)。また、「今後テレビに望むこと」のトップ3は、「正確さ」(65.0%)、「情報の新鮮さ」(55.6%)、「公正さ」(53.8%)だった。

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