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ゲームソフトを衝動買いする人は少数派?

» 2005年03月23日 14時43分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は3月23日、ゲームソフトの購入動向に関するアンケート結果を発表した。調査対象は、家庭用ゲーム機を所有している10〜59歳のインターネットユーザー1000人。

 全回答者によるゲームソフトの年間平均購入本数は3.5本。年代別に見ると、20代が平均4.2本と、ほかの層に比べてやや多かった。また、購入ソフトに占める中古ソフトの割合は、10代、20代、30代ではほぼ半数、40歳以上は3分の1という結果。

 ソフト購入前に利用するゲーム情報の入手先を2つまで答えてもらったところ、一番多かったのは「テレビCM」で5割の人が挙げた。次いで、「家族・友人・知人」が3割半ば。3番目に多かったのは、 10代と20代が「メーカーのホームページ」(各ほぼ2割)、30代と40歳以上は「店頭のパッケージ」(30代3割強、40歳以上ほぼ2割)だった。

 ゲームソフトの購入の仕方では、「感覚的に、すぐに買うタイプ」が8%、「どちらかといえば感覚的に、すぐに買うタイプ」が3割、「どちらかといえば色々な情報を見て、じっくり買うタイプ」が4割強、「色々な情報を見て、じっくり買うタイプ」がほぼ2割という結果になった。ゲームユーザーはソフトを衝動買いする人が少ないと言えそうだ。年代別では、10代と40歳以上で「じっくり派」が他の層より多かったという。

 ソフト購入時に「決め手」となる要素のトップ3は、「ゲームの内容」(74.4%)、「ゲームのジャンル」(46.3%)、「ゲームのシリーズ(ドラゴンクエスト、ポケモンなど)」(27.5)。

 また、購入前のゲーム内容を「面白そうだ」と判断する材料のトップ3は、「家族・友人・知人の評価を聞いて」(42.5%)、「プレーしたことのある前作の印象から予想して」(36.3%)、「パッケージ裏の説明を見て」(34.4%)だった。

 「ゲームソフト購入時に、パッケージはそのソフトを購入するかどうか決めるための重要なポイントになるか?」とたずねたところ、10代と20代では「なる」と答えた人が半数を超えた(10代6割半ば、20代5割半ば)。一方で、30代と40歳以上は、5割強〜6割弱が「ならない」と回答している。

 パッケージがソフト購入の決め手になると答えた人の理由としては、「内容が想像できる」という回答が多く、「パッケージに惹かれることがある」「買う前にそのゲームの良し悪しを決めるのはパッケージ」「絵が好みだと欲しくなる」なども挙げられた。

 パッケージが決め手にならない人の理由では、「パッケージと内容は別物」「パッケージを見る前から購入するものを決めている」「気にしない」などが多かった。

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