ニッポン放送によるフジテレビジョンへの新株予約権発行差し止めを命じた東京地裁の仮処分決定をめぐり、東京高裁は3月23日、ニッポン放送が申し立てた保全抗告を却下し、仮処分決定を支持した。
新株予約権の発行予定日は24日に迫っている。ニッポン放送が最高裁に特別抗告することは可能だが、最高裁判断は原則として憲法問題などに限っている上、同日までに判断する可能性は低く、ニッポン放送が同日に新株予約権を発行することは事実上不可能とみられる。
ライブドアは議決権ベースでニッポン放送株の過半数を確保しており、高裁判断でライブドアが圧倒的に優勢となった。
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