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Dell、データセンター向け新サーバ発表

» 2005年03月24日 08時54分 公開
[ITmedia]

 米Dellは3月23日、データセンター運営のための新製品として4プロセッサのデータベースサーバ2機種とシステム管理ソフト、データセンター評価サービスを発表した。

 新サーバの「PowerEdge 6800」と「同6850」はIntelの新しい64ビットプロセッサXeon MPを搭載。データベース環境やサーバ統合/仮想化のプラットフォーム、およびコストがかさむRISCベースシステムからの切り替えに最適だとうたっている。いずれもDDR2-400 ECCメモリ、PCI Express I/Oなどの最新技術を採用、同社によれば従来のDell製4プロセッササーバに比べ最大32%のパフォーマンス向上を実現している。

 アプリケーションに応じてパフォーマンスを最適化できるオプションも初めて提供。Xeon MPは8Mバイトの3次キャッシュ搭載か、高速クロックで2次キャッシュのいずれかを選択できる。

 価格はPowerEdge 6800が3999ドルから、6850が4899ドルから。数週間以内に各国で発売予定。

 システム管理ソフトは新版の「OpenManage 4.3」をリリースした。使い勝手の向上やセキュリティ強化、モニタ機能簡易化、導入ツール合理化などが図られ、新しいサーバの迅速な導入を実現。Webベースのインタフェースを使って簡単に利用できる新ツールが加わり、どこからでもIT資産にアクセスできるようになっている。OpenManageは大部分のPowerEdgeサーバ向けに、追加料金なしで提供される。

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