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DVDコピーチップ訴訟で映画業界とESSが和解

» 2005年04月15日 08時25分 公開
[ITmedia]

 米映画協会(MPAA)とDVD用チップメーカーのESS Technologyは4月14日、MPAAがESSを相手取って起こしていた訴訟の友好的和解を発表した。

 発表資料によれば、MPAAでは最近、DVDのコピー防止機能解除に使われるContent Scramble System(CSS)チップが違法に流通している問題について対策を強化している。集積回路のサプライヤーが有効なCSSライセンスを持たないDVDプレーヤーやコンピュータメーカー向けにCSSチップを販売することは、CSSライセンスで禁じられているという。

 和解条件に基づき、ESSは禁止命令で定められた条件に従ってDVD CCAライセンシーにのみチップを販売することに同意。MPAAと協力して海賊行為対策に当たる。

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