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Appleの“Tiger”リーク訴訟、3人中2人目と和解成立

» 2005年04月21日 12時07分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Apple Computerは4月20日、Mac OS X Tigerの初期版をリークしたとして3人のデベロッパーを訴えていた第2弾訴訟で、和解が成立したことを明らかにした。これらのデベロッパーはAppleの会員制デベロッパーサイトであるDeveloper Connectionにアクセスし、NDA契約を結んだにもかかわらずTigerの初期バージョンをファイル共有Webサイトで公開したとされていた。

 「AppleはMac OS X Tigerをファイル交換Webサイトで配布した学生と法廷外で和解に至った」とAppleはMacCentralに対して述べた。「ビベク・サンバラ氏は自分の行動の責任を認めたので、Appleは喜んで本件の一部を解決したものとする」とApple。

 和解のさらなる詳細については明らかにされておらず、公開はしないという。

 Appleが最初にデベロッパーらを訴えたのは2004年12月。2005年3月に、1人のデベロッパーと最初の和解を成立させた。3人目のデベロッパーとの交渉がどのように進んでいるかについてはAppleの説明はなかった。

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