米国におけるネット広告の業界団体Interactive Advertising Bureau (IAB)が4月28日発表した統計によると、2004年のインターネット広告販売高は前年比33%増の96億ドルとなり、ドットコムブーム期の2000年を超える規模となった。10〜12月期は26億9000万ドルで過去最高となっている。
広告タイプ別では検索、案内広告、ディスプレイ、リッチメディア広告が引き続き堅調な伸びを示した。広告の内容は、小売り、自動車、レジャーなどのコンシューマー向けが金額ベースで49%を占め、前年の37%から増加。次いでコンピューティング(18%)、金融サービス(17%)の順となっている。
「双方向広告は明らかに主流媒体となり、各種媒体を組み合わせたマーケティングの重要な一部としてもはや無視できない存在になった。コンシューマー雑誌の販売高を真っ向からしのぐ勢いを示している」と、IABプレジデント兼CEOのグレッグ・スチュアート氏は指摘している。
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