米Hewlett-Packard(HP)の前会長兼CEO、カーリー・フィオリーナ氏が、政治家や起業家をイベントなどの講師として派遣している米Washington Speakers Bureauの講演者リストに登場した。
フィオリーナ氏は今年2月、経営方針に関する取締役会との意見の食い違いが原因で、事実上更迭された。
Washington Speakers Bureauのサイトでは同氏について、IT市場の長引く低迷と根本的な変革の中にあって、HPを800億ドル規模の大手企業に変革させることに貢献した人物として紹介。その経験を踏まえた講演は、リーダーシップ、変革、競争力、職場における多様性、テクノロジーの各分野がテーマとなる。
同社で派遣している講師には、フィオリーナ氏のほかにコリン・パウエル前国務長官、リチャード・アーミテージ国務副長官、トム・リッジ国土安全保障省長官など大物が顔をそろえている。講演料の目安として掲載されている「料金コード」によれば、フィオリーナ氏の講演料は最高の「6」にランクされ、4万ドル以上となっている。
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