米Yahoo!、他社より安い音楽サービスを立ち上げ
米Yahoo!は5月11日、積極的な価格設定の新しい会員制音楽サービス「Yahoo! Music Unlimited」のトライアル版を立ち上げる計画だ。
このサービスは初回年会費59ドル88セント(月額払いの場合は6ドル99セント)で、ユーザーは主要レーベルすべてとほとんどのインディーズレーベルの100万曲以上の楽曲に無制限にアクセスできるとYahoo!は発表文で述べている。
Yahoo!の価格設定は、同様のサービスを月額15ドル程度で提供するライバルのRealNetworksやNapsterを下回っている。オンライン音楽ストア最大手のAppleのiTunesは会員制サービスを提供しておらず、楽曲あるいはアルバムをダウンロード販売している。
Yahoo!のサービスで提供される楽曲は、Windows Media Audio(WMA)形式で192Kbpsでエンコードされ、ほかのサービスに引けを取らない音質となっている。Microsoftの最新デジタル権利管理(DRM)技術「Janus」をサポートするメディアプレーヤーに楽曲を転送することもできる。
Janus対応のメディアプレーヤーには、iRiverのH10、DellのDJ、Creative TechnologyのZen Microなどがある。メディアプレーヤーの中で最も人気の高いAppleのiPodはMicrosoftの技術をサポートしていない。
Yahoo! Music Unlimited、RealNetworksのRhapsody、Napsterのような会員制サービスでは、ユーザーは会費を払い続ける限り、携帯機器に転送した楽曲を利用できる。会員でなくなったら楽曲は再生できなくなる。
Yahoo! Music Unlimitedはまた、1曲99セントでのダウンロード販売も行う。会員は1曲79セントで楽曲を購入し、恒久的に所有することができる。購入した楽曲はCDへの焼き付けや、携帯デバイスへの転送、最大5台のPCでの利用が可能。
このサービスには楽曲コレクションを管理するソフト「Yahoo! Music Engine」が含まれる。ユーザーはYahoo! Messengerを介してほかのユーザーと音楽を共有したり、Yahoo!のオンラインラジオサービスLAUNCHcastを利用することもできる。
この新サービスは、オンライン音楽に向けたYahoo!の最新の動きだ。同社は昨年、会員制音楽サービスとソフトを提供するMusicmatchを買収した。Musicmatchの製品は引き続き提供されるが、最終的にはYahoo! Music Unlimitedに統合されるとYahoo!は述べている。
このサービスは初め米国ユーザーのみを対象にβ版としてリリースされる。
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