米半導体工業会(SIA)が5月31日発表した統計によると、4月の世界半導体販売額は前月比で1.2%減、前年同月比6.9%増の181億5000万ドルとなった。日本は前月比3.4%減、前年比では1%増となっている。
例年なら4月は半導体販売が堅調な月だが、DRAM価格の低下などが響いたとSIAは解説。前年に比べてアジア太平洋地域は14.4%の大きな伸びを示し、欧州は3%増、アメリカ地域は1%増だった。
1〜3月期の工場稼働率は約85%となり、前期の86%から微減。0.16マイクロン以下の製造能力を備えた施設の稼働率は93%から94%に微増した。ファウンドリの稼働率は減少が続き、前期の78%から1〜3月期は72%となったが、ファウンドリ大手2社の予想では7〜9月期には増加に転じる見通し。
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