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» 2005年06月06日 13時52分 UPDATE

Lenovo、「ThinkPad Tablet」を間もなく発売

「ThinkPad X41 Tablet」は低電圧版Pentium Mや指紋読み取り機を備え、1899ドルから。6月14日から各国のリセラーを通じて発売される。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 Lenovo Groupは6月6日、ThinkPad製品ファミリーにTablet PCのコンセプトを取り入れることを発表する。

 4月に米連邦通信委員会のWebサイトで認可書類が公開されたおかげで、Lenovoは突然の発表で世間を驚かすことはできなくなったが、同社はMicrosoftのTechEdカンファレンス初日に「ThinkPad X41 Tablet」を正式発表することを決めた。既報の通り、X41はコンバーチブル型Tablet PCデザインで、通常のノートPCとしても、タブレット型デバイスとしても使用できる。

 X41の12.1インチスクリーンは、タブレットモードで使うときは回転させてキーボード上に折り重ねることができる。このデザインはキーボードのないピュアタブレット型よりも人気が高いことが分かっている。

 医療従事者など特定市場のThinkPad顧客の間でTablet PCを求める声が高まっていたとLenovoのThinkPadマーケティング担当プログラムディレクター、ロブ・ハーマン氏は語る。こうした顧客の中にはほかのベンダーのTablet PCを検討している人もいたため、Tablet PCをリリースする時期が来たとLenovoは判断したという。

 かつてMicrosoftがモバイルコンピューティングの未来と賞賛したTablet PCだが、PC市場に占める割合はわずかだ。デジタルペンで情報を入力できる点を気に入っているユーザーもいるが、Tablet PCの高い価格はマスマーケットには妥当なものとして受け入れられなかった。

 1899ドルからというX41の価格は、たいていのノートPCより高いが、他社の超薄型ノートPCと同程度だ。超薄型クラスのノートPCには、X41と同じ重さ(約1.6キロ)のモデルもある。ハーマン氏によると、既に超薄型ノートPCを導入している一部顧客が、現行ノートPCと同程度の価格でペン入力を利用できることを知れば、Tablet PCに乗り換えるだろうとLenovoは考えている。

 X41はIntelのCentrino技術(低電圧版Pentium MとIntel製ワイヤレスチップ)を採用している。基本構成では超低電圧版Pentium M 758、256MバイトのDDR2メモリ、20GバイトHDD、指紋読み取り機を備える。CDやDVDを使うには219ドルのドッキングステーションが必要になる。

 X41は6月14日から各国のリセラーを通じて発売され、LenovoとIBMのサイトでも購入可能。LenovoはIBMのPC事業の買収を5月に完了した。

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