米AMDが7月13日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が12億6000万ドルで前年同期比ほぼ横ばい、最終損益は1100万ドル(1株当たり3セント)の黒字となった。前年同期は3200万ドル(同9セント)の黒字、前期は1700万ドル(同4セント)の赤字を出していた。
サーバおよびモバイルプロセッサに対する大手OEM顧客の需要増大を受けて、マイクロプロセッサ事業では過去最高の四半期売り上げを達成。マイクロプロセッサ販売は前年同期に比べて38%増え、サーバ製品はデュアルコアのOpteronが牽引する形で89%の売り上げ増となった。
メモリ事業の売り上げは前年同期比で31%減少したが、MirrorBitフラッシュメモリの販売が伸びてメモリ製品事業部全体の売り上げに占める割合は20%を超えた。
今後の見通しとして、マイクロプロセッサ販売は通常の季節パターンを越えて伸びると予想している。
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