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MicrosoftとAlacritechの特許訴訟で和解合意

» 2005年07月14日 07時58分 公開
[ITmedia]

 米Alacritechは7月13日、Microsoftと争っていた訴訟をすべて和解に持ち込むことで合意したと発表した。Alacritechは合意に基づき和解金を受け取るが、金額は公表していない。

 AlacritechはMicrosoftおよびBroadcomとの間でクロスライセンス契約を結び、スケーラブルネットワーキングに関連したAlacritechの特許を両社にライセンスするとともに、MicrosoftとBroadcomのネットワーキング特許をAlacritechが利用できるようにする。

 Microsoftは次期WindowsのLonghornとWindows Server 2003のScalable Networking PackにTCO負荷軽減アーキテクチャ「Chimney」を組み込む予定だが、Alacritechでは自社の独自アーキテクチャ「SLIC Technology」がこれに利用されたとして提訴。4月にはMicrosoftに対し、Chimneyの利用・販売禁止を命じる仮処分が言い渡された

 Alacritechのラリー・バウチャー社長兼CEOは発表文で「AlacritechのSLIC Technologyアーキテクチャは次世代スケーラブルネットワーキングの鍵となるコンポーネントだ。この重要な分野で業界大手のMicrosoftおよびBroadcomと提携できることは喜ばしい」と述べている。

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