MSNはこのほど、小中学生の親子にネット利用について聞いた調査の結果を発表した。子どもは、メールや掲示板、メッセンジャーといったコミュニケーションサービスを、親が思っているよりも活用していることが分かった。
小中学生309人とその親309人に対して、6月29日にネットでアンケート調査した。
メールは、小学生で73.3%が、中学生で88.8%が利用していると答えたのに対し、自分の子どもがメールを利用していると思うと答えた親は44.7%に過ぎなかった。掲示板の読み書きやメッセンジャー、チャット利用率も、親が思っているより高いという結果が出ている。
ブログ保有率は小学生で10%、中学生で27%。ブログやチャットで本名を使っている小中学生は21%いた。ハンドルネームで書き込む小中学生は86.8%、匿名は16.6%だった。
ブログやメッセンジャーでコミュニケーションしている相手として最も多く挙がったのは「インターネットで知り合ったが、実際に会ったことはない同年代の友達」(77.6%)で、「学校や塾の友達など、実際に知っている同年代の人」(60%)よりも多かった。一方で、親のほとんどが、子どものネットコミュニケーション相手を、学校や塾の友人、家族だと考えていたという。
MSNはこのほど、親子向けの「夏休みインターネット安全教室」を公開した。ネットのマナーや安全な使い方を、クイズ形式で学べる。
8月からは同サイトで、暴力的な言葉などをMSNメッセンジャーで使えないようにするアプリケーションを配布する。
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