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スコットランド警察、オープンソースからWindowsに一部乗り換え

» 2005年08月12日 07時59分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは8月11日、スコットランド中央警察から新規契約を獲得したと発表した。一部で従来のオープンソース技術に代わり、MicrosoftのWindows Server 2003、Microsoft Windows XP、Microsoft Officeを導入。警察の近代化、業務の柔軟性強化、ほかの公共機関との連携強化に役立てる。

 スコットランド警察ではコストパフォーマンスを判断基準として評価を行った結果、2000年に導入したオープンソースのレガシーソリューションからWindowsに切り換えることを決め、Microsoftと3年契約を結んだとMicrosoftは強調している。ただ、一部ではオープンソースも残す予定だという。

 Microsoftのプラットフォーム戦略責任者、ニック・マグラス氏は「スコットランド中央警察では、総保有コスト、使いやすさ、互換性、信頼性、サポートにおいてMicrosoftプラットフォームの費用効果が最も高いことが内部調査で示されたため、ITシステムの基盤としてMicrosoftプラットフォームの採用を決めた」と解説。ITメンテナンス経費は30%、IT要員が費やす時間は25%の削減を見込んでいるという。

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