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宮城県沖地震:固定電話通話を一時規制

» 2005年08月16日 17時33分 公開
[ITmedia]

 宮城県沖で8月16日起きた地震で、同県方面に電話が集中したため、NTT東日本は通話量の一時規制を実施した。災害用伝言ダイヤル(171)も運用を始めた。

 地震が発生した午前11時46分の後から交換機の処理能力を超えたコールが宮城方面に殺到。このため宮城・岩手・福島への通話料の最大約70%を規制する措置をとった。規制は午後2時20分までには全面的に解除した。

 同社によると、地震による通信設備の異常は起きていないが、停電地域向けに電源車を現地に派遣した。

 災害用伝言ダイヤルは午後12時07分に運用を開始した。午後2時時点で約5870件のメッセージが録音された。

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