Warner Musicが「eレーベル」を提唱
ハイテク企業とエンターテインメント企業は、P2Pソフトを使ったファイル交換への対応をめぐる過去の食い違いを乗り越えて、音楽や映画といったデジタルコンテンツを守る方法に協力して取り組む必要がある――。大手音楽レーベルのトップが8月22日、こう語った。
Warner Music Groupのエドガー・ブロンフマン会長兼CEOは、新人やニッチアーティストがオンラインのみで音楽をリリースできる「eレーベル」を新たに立ち上げる計画を発表した。一般大衆に浸透していないアーティストは数カ月ごとに数曲ずつまとめて楽曲をリリースでき、Warner Music GroupはアルバムサイズのCDを制作するために多額の経費を掛けずに済むと同氏。
eレーベル契約を交わすアーティストはマスターレコーディングの所有権と自分の音楽の著作権を保持する。「アルバム制作に必要な素材をアーティストに求めることはしない。われわれの耳を楽しませてくれれば十分だ」。ブロンフマン氏はProgress and Freedom FoundationのAspen Summitで講演し、こう語った。この保守系のシンクタンクではハイテクなどの業界のための自由市場促進に力を入れている。
Warnerのeレーベルは、テクノロジー業界とエンターテインメント業界が数年にわたる対立を経て、新しいビジネスモデルに協力して取り組める分野の1つだとブロンフマン氏は言い添えた。米連邦最高裁は6月、エンターテインメント業界はP2PベンダーのGroksterとStreamCast Networksに対し、ユーザーによる著作権侵害助長の責任を問うことができるとする判断を下しており、ブロンフマン氏はこの判決を受けてハイテク業界に和解の手を差し出した形。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
2
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
3
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
4
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
5
ワークマン、実は画像生成AIを導入していた 間に合わない商品撮影を代替 アプリ通知開封も1.5倍
-
6
東大、60代教授を懲戒処分 サイトのHTMLソースに“不適切な言葉” 「六四天安門」問題が理由と毎日報道
-
7
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
-
8
管理アカウントを手順書に誤記載――東芝テック、顧客情報38万件が特定の1社から閲覧できる状態に
-
9
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
-
10
「Xであなたをブロックした人が分かる」サイト拡散 ソースコードを見たら、IDとパスワード外部送信
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR