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クリエイティブ「Zen Neeon」一部にウイルス混入

» 2005年08月26日 20時20分 公開
[ITmedia]

 クリエイティブメディアは8月26日、携帯音楽プレーヤー「Creative Zen Neeon」の一部製品にコンピュータウイルスが混入している可能性があると発表した。対象となるユーザーに駆除を呼び掛けている。

 Zen Neeonは5GバイトHDDを内蔵した音楽プレーヤー。

 同社によると、同製品の最終パッキング作業工程の複数のオフラインシステム上でウイルスが混入したという。混入した可能性があるのは、出荷準備と7月下旬から製造出荷された製品総数の1%未満で、該当ロットからの日本への出荷割り当て約3700台のうちの5%以下、という。

 ウイルスは「W32.Wullik.B@mm」というワーム。シマンテックのウイルス情報によると、同ウイルスは2003年11月に見つかったもの。自分自身を添付したメールを、Outlookのアドレス帳に登録された全アドレスに送信することで拡散する。メール件名は中国語で送信される。

 同社によると、混入した可能性がある製品のシリアルナンバーの範囲は「M1PF1230528000001M」から「M1PF1230533001680Q」まで。カラーは「パープル」「ブルー」「オレンジ」「レッド」「シルバー」で、「グリーン」「ダークブルー」「イエロー」「ピンク」「ブロンズ」は問題がないという。

 ウイルスが混入している場合、プレーヤー内に「WINFILE」というフォルダが表示されるという。その場合、ダブルクリックせずに削除するよう呼び掛けている。

 詳細は同社サイトに掲載している。

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